冬場の大敵と聞かれて乾燥と答える方も多いと思いますが、その乾燥と密接に関わっているのが静電気なのです。

なぜ、冬場に静電気に悩ませることが多いのか。

静電気が発生する仕組みと理由を知ることで上手に静電気とつきあっていきましょう。

まずはこれを抑えよう!

静電気は文字通り電気です。
まず、静電気を知るうえで最低限知っておいて頂きたいことを最初に紹介したいと思います。

■最初に知って欲しいこと!

世の中にある全ての物質には「+電気」と「−電気」が存在し、この2つはお互いがバランスを保つことによって安定しているのです。

静電気を語るうえで、これを知っておくとで理解がスムーズに進みます。

この「+電気」と「−電気」は我々、人間にももちろん存在しますし、例えば鉄やガラス、紙などの物資にも存在しています。

これらの電気たちは常に一定の量が、物質内にあるわけではないのです。

状況によって、一方に「+電気が多い」状態になったり、「−電気が多い」状態になったりします。

その状態を作り出すの大きな原因が…

そうです!
摩擦と乾燥なのです。

では、この摩擦と乾燥が静電気発生においてどのように関わっているのか確認してみましょう。

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摩擦と乾燥を知る

キーワードは電気の移動。
なぜ、摩擦と乾燥が静電気と密接に関わっているか確認してみましょう。

原因1:摩擦

摩擦が起こることで、先ほど説明した「+電気」と「−電気」が移動し、静電気が発生しやすくなるのです。

電気に、「摩擦」や「強い力」が加わると、安定度の弱い「マイナス電気」が剥がれて取しまい、「プラス電気」だけが物質に残ります。この状態を「帯電状態」と呼びます。

この状態で、電気を通しやすい物質にさわると、マイナス電気を失った「プラス電気」は、電気を通しやすい乾燥した空気を利用して、金属部などに残る、マイナス電気と結合しようとします。その結合の瞬間に私達が静電気と呼ぶ「放電」が発生するのです。

引用:静電気対策・静電気はなぜ起こる?

小さいころに、よく下敷きを頭に擦って静電気を発生させるという遊びをしましたが、擦ることで電気の移動が起こっているのです。

要するに衣服などがこすれ摩擦が大量に発生すると体は帯電している状態に陥るのです。

その帯電した状態(+電気が多い状態)で、金属などに触れると金属内にある「−電気」と結合しようと一気に移動するため静電気が発生するのです。

次は、なぜ乾燥が静電気の発生に関わりがあるのかを勉強してみたいと思います。

原因2:乾燥


物質の電気が移動するのに重要なのは「水分」です。

夏場や雨の時に静電気が発生しずらいのは空気に中に水分が多いからだったのです!

空気が乾燥していると、帯電している電気は、外に逃げたり他の物にマイナスのツブが移動したりすることが難しくなります。だから、水分の多い人間の手は電気を移動させることにちょうど良く静電気が発生してしまうのです。

引用:静電気のしくみ【静電気おもしろ教室】

よく映画の最終シーンで、水の中で暴れている敵を倒すために、電源を水に突っ込んで感電させるところを見たことないでしょうか。

これかもわかるように、水は電気をよく通すのです。

その為、空気内に水分が多いと電気が水分を含んだ空気へと移動するため、帯電しずらいということなのです。

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まとめ

静電気は電気の移動で発生するということをうまく伝えることができたでしょうか。

電気の移動という仕組みを知ることで、取れる対策も自ずとイメージしやすくなるのではないでしょうか。

摩擦を防ごうと言われるのは、摩擦により一方に電気の偏りを起こさないようにする。

加湿器は空気内に水分を増やして物質の電気バランスを調整している。

何事も原因を知ることで、対策の立て方も変わってくるんだなと改めて勉強になりましたね。

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