冬のお歳暮だったり、田舎からの贈り物なんかで箱のみかんがどーんと送られてくる方も多いのではないでしょうか。

もちろん、相手を想い、感謝の気持ちを込めて送ってきてくれたみかんですから、もらって嬉しくないなんてことはありません。

しかし、我々はこの感謝の気持ちをもらうたび、大きな悩みで頭をもたげることになるのです。

そうです。みかんが腐るんです。
そして腐ったみかんはすごいスピードで周囲を侵食し、あっという間に正常なみかんたちをカビという恐ろしい菌で食いつくすのです。

せっかくもらった感謝の気持ち。腐らせず、カビからも守って美味しく最後まで頂く為には、対策が重要です。

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みかんが腐る原因は?

みかんがなぜ腐るのかを知れば、自ずとその対策が取れるのではないかと考えて、調べてみるとみかんが腐るという現象には「エチレンガス」というものが大きく関係しているようです。

野菜や果物は、エチレンという植物ホルモンの作用で生長し、熟成していきます。そして、収穫した後も呼吸をし、どんどんエチレンガスを放出して老化に至ります。これが一般的に言われます、腐るという現象で、最後には種だけが残ります。

引用:鮮度たもつくん/エチレンガスとは/オルディ株式会社

植物を老化させたり、腐らせたりすると聞くと一見悪いガスのように聞こえますが、実はエチレンガスはとても植物の成長にはなくてはならないもの。

逆に言うとまだ未熟な実が立派な実に成長するのを促進させてくれるのもまた、エチレンガスなのです。

しかし、このエチレンガスのやっかいなところは腐れば腐るほど放出する量が増えていってしまうこということ。

流れでいうとこんな感じです。

1つ腐ると大量のエチレンガスが発生する

腐ったみかんの周辺のみかんが腐る

更に周辺のみかんが腐って壊滅的な打撃を受ける

まさに倍々ゲームのごとく、腐ったみかんが増えていくのは、エチレンガスの大量発生が原因だったのです。

家であるもので対策

原因がエチレンガスであることがわかると、対策の取り方も自ずと見えてきます。

家であるもので対策するならば、オススメは「箱から出す」ということで。

みかんはずっとエチレンガスを出していますから、密閉した箱の中にずっと置いておくと各々が出したエチレンガスを吸い込み、通常よりも劣化が早く進んでしまうのです。

更に箱から出すことでみかんを腐らせないもう一つのメリットがあります。

それは、みかんの状態が把握できるということ。

一目でみかんが腐っているのかそうでないのかがわかるので、劣化しつつあるみかんから食べていけば自ずと腐るみかんを出さなくていいということになります。

道具を使って対策

箱から出すと場所を取るので、箱のままでも腐らないように対策できないの?と、いう方にオススメしたいのはエチレンガスを吸収するシートです。

生花を扱う現場ではFLシートという名でよく使われていますが、野菜や果物には通販なのでエチレンガス吸収シートを購入して使ってみましょう。

使い方は簡単で、みかんの上に乗せるだけ!

これだけでエチレンガスを吸収し、長い場合は2週間程度長持ちさせてくれます。

エチレンガスを吸収するシート

みかんだけでなく、野菜なんかにも使えますので興味がある方は使ってみて下さい。

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まとめ

箱のみかんがなぜ腐りやすいのか?それは「みかんも成長しようと必死だった」ということです。

頑張りすぎた結果、怠け始めるとその怠けた空気が周囲に影響し、結果として全体が悪くなる…

まさに某人気ドラマの「腐ったみかん」とはこのことだったんですね。

みなさんも腐ったみかんには気をつけてくださいね。

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