「松坂投手の再来」のようなことは実力派投手が現れる度に話題に上がりますが、今回は本物かもしれません。

創志学園(岡山)のエースピッチャー高田萌生投手は2016年最大級の注目投手の1人。

今後、よく聞くことになるであろう高田投手がなぜ松坂2世と呼ばれるようになったのか。

その秘密は高田投手の生い立ちとフォームに関係しているのです。

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松坂投手を意識した投球フォーム

高田投手が生まれた1998年は松坂大輔投手が甲子園を春夏連覇、公式戦無敗(高校3年時)の記録を夏の甲子園決勝のノーヒットノーランで締めくくるという劇的な最後で幕を下ろした年になります。

もちろん、その後もこの夏の甲子園で打ち立てた語りきれない松坂投手の伝説は長きに渡り語り継がれるので、1998年以降は多くの選手がその影響を受けることになります。

その中の1人が高田投手というわけですが、小さい頃から松坂投手を真似て投球練習を重ねてきたそうなのです。

その結果、投球フォームがそっくりになり「松坂2世」と呼ばれるきっかけとなったのです。

変化球の球種も似ている

そして松坂2世と呼ばれる理由は球種にもあります。

・スライダー
ご存知、松坂投手の「伝家の宝刀」
高校時代にもよく使っていた球種です。縦・横のスライダーを使い分け三振の山を築いていましたが、高田投手もメインの変化球は縦・横のスライダー。

このあたりも似ていると呼ばれる所以です。

・ツーシーム、チェンジアップ
当時はこんなカッコいい呼び方をしていませんでしたが、今はカッコよくなりましたね。

松坂投手の場合ツーシームというより、ストレートがシュート回転気味になった感じの球筋でしたが、高田投手はしっかりと狙った形でシュート気味に落ちています。

チェンジアップで緩急も付けられるので150kmを超えるストレートのコンビネーションで三振を取るスタイルも松坂投手に似ています。

高田投手の変化球一覧

以下が高田投手が投げられる球種の一覧です。

■球種
・スライダー(横、縦)
・カーブ
・ツーシーム
・チェンジアップ
・フォーク



高田投手にはフォークもありますが、松坂投手は高校時代はあまりフォークを投げていなかった印象です。

松坂投手の場合、縦のスライダーの落ち方も半端じゃなくスライダーがフォークじゃないのか!?と思える時があったのであまり必要なかったのかもしれませんね。

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高田投手のフォーム分析

自分も高田投手と同じように松坂投手が大好きでしたので、その投球シーンは何度も繰り返して見て分析していたのを思い出します。

自分の分析とすり合わせて高田投手がいかに似ているかを説明したいと思います。

以下の3点が自分が分析した松坂投手の投球フォームの特徴です。

1.投げる際に胸をしっかりと張ることで胸筋を最大限活用している。

2.踏み出し幅が非常に広く、投げる際にしっかりと左足に体重が乗っている。

3.投げたあと勢い余って右足が前に出て体をひねるような形になる。



自分が考える高田投手は1番と3番の項目は本当にそのまま該当していて、松坂投手の投球フォームそのものだと感じています。

しかし2番に関しては若干、踏み出し幅が狭く完全に体重が乗り切っていないように感じます。

松坂投手に近づけるのであれば更に踏み込み幅を広くしてしっかりと体重を乗せるように改善できればフォームにダイナミックさも出て球速アップにつながるのではないかと考えています。

参考動画
高田萌生投手 2015年秋の明治神宮大会 動画

ただ、こちらは昔野球をかじっていたというレベルの筆者なので参考程度に見て頂ければと思います。

まとめ

どう考えてもそっくりな投球フォームに当時を思い出してしまいました。

ただ松坂2世と呼ばれる投手はコンスタントに出てきていますが彼と同等、もしくはそれ以上の結果を残した投手は未だかつていないのではないでしょうか。

松坂投手が所属していた当時の横浜高校はその後プロになった選手を数多く輩出しており、高田投手が同じ状況であると言うのは難しいです。

ですが、そんな状況を打破して破竹の勢いで勝利を重ね春夏連覇の称号をつかんだ時が本当に「松坂2世」と呼べる時なのかもしれませんね。

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