「できることなら自分の命を捧げたい」

これはあるタイ国民の発言です。訃報を受けて発した言葉なのですが、これを聞いて本当にすごい人だったんだなと感じずにはいられませんでした。

タイと言えば、勤勉で真面目な国ということで多くの日本の企業も進出をしている非常に馴染みの深い国。

そんな関わりの深い国で最も影響力があるプミポン国王が亡くなられたことで日本にも様々な影響が出てくるようなのです。

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日本への影響は?

現在、日本とタイとの関係は非常に親密で企業の進出だけでなく投資金額や輸出入の金額も他国よりも圧倒的に多い国、それがタイになります。

詳しく見てみましょう。

  • 進出企業 : 4567社
  • →中国とアメリカに次ぎ3番目

  • 日本食レストラン : 1700店(首都バンコクのみの数字)
  • 直接投資残高 : 513億2000万ドル(2015年末時点)
  • 輸出入金額合計:484億ドル

タイとのやりとりを行なっているの約5兆円近い金額となっており、もはや切っても切れない国となっています。

最初に現れる影響

最初に現れる影響は目に見えるところでの自粛です。

日本でも東日本大震災後に多くのこと自粛し、控えてきましたがタイでもそれは同じです。

  • 国民が喪に服す。
  • →歓楽街や観光地は営業自粛の動きが広がる可能性が高い

  • 従業員の出勤取り止め
  • 工場の生産を停止

冒頭で述べた言葉が物語っているように、人が何かをする意欲を剥いでしまうほどの衝撃がプミポン国王死去という事実の中には存在するのです。

2番目に出てくる影響

次に出てくる問題が治安の悪化です。

タイではクーデターなどが起きる度にプミポン国王が前面に出て対応することで解決してきたことが多々あります。

「何かあった時はプミポン国王にお願いする」

それくらいの影響力と統率力があった存在でしたから、そんな象徴とも言える人物がいなくなることで治安が悪化することが十分考えられます。

治安が悪くなれば日本企業が襲われたり、従業員の安全も脅かされれば仕事に邁進するということもできません。

そうなれば必然的に会社の生産量が減り、売上減少につながることになってしまいますので日本にも大いに影響が及ぼされます。

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最後にやってくるのは株

もうすでに影響も出始めているかもしれませんが、最後に影響するのがタイに関わっている企業の「株」です。

タイの消費の勢いが減少してしまうのではないか、治安の悪化で撤退する企業が出てくるのでは、交代した国王でうまくやっていけるのだろうか。

などなど。

考え出したら負のスパイラルも止まらなくなってしまいますので、どんどん関連株も売られていうことになりますので価値も下がっていってしまうということになります。

そうなると企業としてみれば当てにしていたお金が消滅し投資などができなくなるので打撃を受けるということになります。

まとめ

1つの国の中で絶大な影響力を持っている人間がこの世を去れば、少なからず混乱は起こるものです。

もちろん、その後を継ぐ方がしっかりしていれば心配も抑えられるというわけですがプミポン国王の後継者の評判は…非常に悪いじゃないですか。

だからこそ、心配ごとが長期化し日本に与える影響は更に大きくなると考えられます。

できる限り後継にはプミポン国王に負けないくらいしっかりと活動をして、タイ国民そして日本に悪い影響が出ないよう頑張ってもらいたいと思います。

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