今や年始の挨拶はLINEなどのSNSにその座を席巻され、年々減少の一途をたどっている年賀状。

しかし、ですね。

今のところですがLINEや大手SNSで「あけましておめでとう!」とメッセージも送っても、もらえるものって送った相手からの返信くらいじゃないですか。

もし、もしですよ。
その「あけましておめでとう」をお年玉付き年賀はがきで送っていたならば…こんな素敵なものが手に入ったかも!?しれなかったんですよ!

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お年玉付き年賀はがきの景品の歴代を振り返る

年賀状の取扱いが減った、減ったと言っても約27億枚が年始だけで流通します。

その恩恵として授かれるのが「お年玉付き年賀はがきの賞品」です。

開始当初から最新動向まで歴代の景品を確認していくことで時代背景や経済状況なんかも思い出していきたいと思います。

お年玉付き年賀はがき歴代1等賞品一覧

・1950年ミシン
・1951:箪笥または写真機
・1952:家具一式またはミシン
・1953:ミシン
・1954:ミシン
・1955:ミシン
・1956:電気洗濯機
・1957:洗濯機
・1958:箪笥
・1959:箪笥

ミシン・タンス攻勢となっています。
ただ、この時代は家具やミシンなど今では家庭に当たり前にあるものがなく、憧れの賞品だったことがよくわかります。

1960年代 お年玉付き年賀はがき

・1960:フォームラバーマットレス
・1961:ステレオ装置
・1962:35㍉判カメラ
・1963:8㍉撮影機
・1964:スプリングマットレス
・1965:ポータブルテレビ
・1966:ポータブルテレビ
・1967:ポータブルテレビ
・1968:トランジスタテレビ
・1969:8㍉撮影機と映写機セット

60年代からは日本が高度経済成長期に突入。3種の神器の一つであるテレビやデジタル機器が席巻し始めています。

1970年代 お年玉付き年賀はがき

・1970:オートチャンネルトランジスタテレビ
・1971:8㍉撮影機と映写機セット
・1972:カセットテープレコーダー
・1973:折りたたみ自転車
・1974:ラジオ付カセットテープレコーダー
・1975:折りたたみ自転車
・1976:折りたたみ自転車
・1977:折りたたみ自転車
・1978:ラジオ付カセットテープレコーダー
・1979:ラジオ付テレビ

高度経済成長が続き、様々なデジタル機器が誕生し世の中が娯楽への関心が高まってきた時期。カセットや折りたたみ自転車など生活に彩りを与える賞品が選択されています。

1980年代 お年玉付き年賀はがき

・1980:コンパクトカメラ
・1981:折りたたみ自転車
・1982:ステレオ付ラジオカセットレコーダー
・1983:カラーテレビ
・1984:電子レンジ
・1985:電子レンジ
・1986:ビデオテープレコーダー
・1987:ハイファイビデオテープレコーダー
・1988:カメラ一体型ビデオ
・1989:海外旅行

1980年代前半は発売され始めた頃だった電子レンジが話題をさらいました。後半はバブル経済が発生してまさに日本の経済は絶好調!海外旅行がブームにもなり1等に海外旅行があげられているのが特徴的です。

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1990年代 お年玉付き年賀はがき

・1990:海外旅行券またはAVテレビ
・1991:海外旅行券またはAVテレビ
・1992:海外旅行券またはAVテレビ
・1993:羽毛布団など
・1994:カメラ一体型ビデオなど
・1995:日本語ワープロなど
・1996:液晶モニター付ビデオカメラなど
・1997:MDコンポ
・1998:液晶デジタルカメラなど
・1999:ワイドテレビ

このあたりから現在も世の中に浸透しているデジタル機器たちが景品として出現。世の中がかなりデジタルな方向に移っていった時代がこの年代だった気がします。

2000年代 お年玉付き年賀はがき

・2000:電気自動車など
・2001:食器洗い・乾燥機+食器セットなど
・2002:カーナビなど
・2003:マッサージ椅子など
・2004:洗濯乾燥機など
・2005:ハワイ旅行など
・2006:デジタルビデオカメラ+プリンターセット
・2007:ノートパソコンなど
・2008:ハイビジョン液晶テレビなど
・2009:デジタル一眼レフカメラキット+プリンター・三脚など

2000年代あたりから世間の価値観の多様化・大きな技術的な進歩の減少もあり目新しい賞品が少なくなってきた傾向に。

2010年代 お年玉付き年賀はがき

・2010:32型デジタルハイビジョン液晶テレビなど
・2011:電気自動車など
・2012:40型液晶テレビなど
・2013:40型液晶テレビなど
・2014:現金1万円
・2015:現金1万円
・2016年:現金10万円など
・2017年:現金10万円など

価値観の多様化の末、郵政が行き着いた答えが「現金」でした。ただこれは言い得て妙でないですが、現代人にとってはこれが正解だ思われます。

まとめ

お年玉付き年賀はがきは世の中が1つのものに対して憧れを持ったり、毎年世間を驚かせるような新商品が出現したりと、始まった当初は消費者が求める1等賞品もある意味ではわかりやすい時代だったと言えるのではないでしょうか。

それが昨今では趣向も多様化しており郵政側で景品を決めるよりも、もう自分で好きなものを買ってくれ!それが1番いいだろう!という声が聞こえてきそうな2000年代の1等賞品「現金10万円」

でも、正直に言いましょう。
…現金が1番嬉しいです!!

しかし、このあたりも昔とは変わった1番の特徴で様々な価値観が生まれた現代だからこそ成立する景品だと感じます。

お金だけ渡されるとなんだかドライな感じもしてしまいますが、価値観が多様化してきた現代では、これも仕方ないことなのだと思う今日この頃なのでした。

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