「きっかけ」っていつ、どこにあるかわからないもんなんですよね。

たとえ日本最高峰の場所にいたとしても更に上を見るために「プロ」の選手たちは常に自分を磨き、準備を怠らないからこそ「プロ」と呼ばれているのかもしれません。

現在ソフトバンクホークスに所属しWBCでは見事、先発としての役割を果たした千賀投手。

WBCでの活躍に大きく貢献してくれたのが伝家の宝刀「お化けフォーク」であり、それこそがメジャーの多球団から熱視線を浴びる何よりの理由と言えるのです。

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千賀投手の伝家の宝刀「お化けフォーク」の実力は

千賀投手がWBCという世界最高の舞台で並みいる強打者をバッタバッタと切り倒していったのが何を隠そう「お化けフォーク」

「お化けフォーク」というネイミングがその凄さを物語っています。由来は「お化けのように目の前から消える」ところからきています。

目の前から消えるって…どんなフォークや。と感じるかもしれませんがその実力の凄さ、対戦した打者が物語ってくれています。

高めに来たと思ったら、低めのボールゾーンに落ちた。

すさまじいほどの落ち具合。高めのボールゾーンから一気に低めのボールゾーンに落ちる。

そんなことあり得るのか!?一体どんな落差をしてるんですか!?とツッコミたくなる気持ちもわかりますが、その実力を物語る事例が他にもあります。

WBCの前に行われた国際試合「プレミア12」での出来事です。ここでも千賀投手はWBCでもバッテリーを組む巨人・小林選手にボールを投げ込んでいくのですが…小林選手が後逸すること後逸すること。

その時の動画がこちら。

解説として当日、現地でその様子を見守っていた元・ヤクルトスワローズの古田敦也氏も小林選手のキャッチングに呆れるほどだったのですが…

しかし、プロで日本代表にまで選出される選手があそこまでポンポンと後逸を繰り返すでしょうか。

ここで予想できることはただ一つ。

千賀投手のお化けフォークが小林選手の想像をはるかに超える勢いで落ちていた、だから小林選手がキャッチングできなかったと考えてみるのはどうでしょうか。

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フォークが代名詞の選手たちと比較してみると…

ここまで千賀投手のフォークがすごい、すごいと言われたらどれくらいすごいのかというのが気になるところ。

これまでもプロ野球の歴史には「フォーク」という縦に落ちることで極限までにバットに当たらない変化球で一時代を築いた選手たちがいます。それが以下の3選手。

・野茂英雄
・佐々木主浩
・上原浩治

このみなさんがよく知っている選手たちに焦点を当てて見たいと思います。

野茂英雄

ご存知、日本からメジャーへの道筋を作り上げた「パイオニア」

メジャーリーガーにすら「わかっていても打てない」佐々木主浩と言わしめたのが野茂さんのフォークボール。

野茂さんは千賀投手と同様に当時、球速が150kmを超え、フォークがとにかくよく落ちた。まさに得意な変化球=フォークだったのです。

これだけ見ると千賀投手も速球が150kmを超えてフォークを使いこなすのでメジャーからの評価が高まってきているのは不思議なことではないのかもしれません。

佐々木主浩

日米通算記録ですが日本における歴代3位のセーブ記録を持つ日本を代表するストッパー。

佐々木さん伝家の宝刀「フォーク」は当時、共に戦った清原和博さんや古田敦也さんなんかも尋常じゃないほど落ちたとコメントを残しているほどです。

全盛期は佐々木さんの名前がコールされた時点で試合終了とまで言わしめたその破壊力。

最近では千賀投手の「お化けフォーク」も佐々木主浩さんのフォークと比較されているのが印象的です。

上原浩治

デビュー元年に驚異の20勝を叩き出し、賞という賞を総なめにすることとなった最大の立役者が何を隠そう「フォーク」と言えるでしょう。

しっかりと落ちることに加えて上原投手の最大の武器になったのがコントロール。しっかりと落ちるフォークにコントロールが加われば鬼に金棒。

その証拠に40歳を越える現在でもメジャーという世界最高の舞台で最高の結果を残し続けている数少ない投手でしょう。

千賀投手もコントロールが悪いわけではありませんが、上原投手と同じくらい精度の高いコントロールを身につけた時…それはそれはすごいことが起こりそうな予感です。

最後に

メジャーのスカウトからも軒並み高評価をかっさらった「お化けフォーク」

過去にフォークを武器にした名投手とも比較しても見劣りしないそのボールでWBCはもちろん、この機会にぜひメジャーへの扉を開けてもらいたい期待の好投手ですね。

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